第2回 ディスカッション・イベント

2019年2月23日(土) 開始14:00〜15:30   場所:大楠教室

※参加費は無料です! スナックや飲み物なども用意しています。カンパ大歓迎 ♪

テーマ:Protest Music and social change  プロテストソングと社会の変化

音楽は長いあいだ社会運動において重要な役割を果たしてきました。音楽が社会運動を発展させるためにどのように役立つのか議論しましょう。今回は主に、ベトナム戦争やアメリカの公民権運動、「911」といった世界の出来事を通して生まれたプロテストソングを聴いていきます。 また日本の社会運動から生まれたプロテストソングも取り上げる予定です。

お手元にプロテストソングのCDやビデオをお持ちであるか、あるいは歌いたいプロテストソングがある方は、こちらに電子メールを送ってください。

また、今後の南国自由人のディスカッショントピックについてのご意見もお待ちしています。

*もっと詳しくプロテストソングの歌詞と歴史を勉強したい!という方は、南国自由人英語教室で続けて学習することもできます。ご連絡お待ちしています。 料金はこちらから確認できます。


小室等 死んだ男の残したものは

 

David Rovics: Jenin (デヴィッド ロヴィックス: ジェニン)


Oh, child, what will you remember

When you recall your sixteenth year

The horrid sound of helicopter gunships

The rumble of the tanks as they drew near

As the world went about it's business

And I burned another tank of gasoline

The Dow Jones lost a couple points that day

While you were crying in the City of Jenin

あぁ、君は何を思い出すのだろうか

16歳の時のことを思い出したとき

武装ヘリコプターの恐ろしい音

迫り来る戦車のガラガラいう音

世界が仕事に取りかかると

私はガソリンのタンクに火をつけた

ダウジョーンズが2ポイント下落したその日

ジェニン市で君は泣いていた


Did they even give your parents warning

Before they blew the windows out with shells

While you hid inside the high school basement

Amidst the ringing of church bells

As you watched your teacher crumble by the doorway

And in England they were toasting to the Queen

You were so far from the thoughts of so many

Huddled in the City of Jenin

彼等が爆弾で窓を吹き飛ばす前

君の両親は警告されたのだろうか

そのとき君は高校の地下室に隠れていた

教会の鐘が鳴り響く中

君は先生が戸口で吹き飛ばされているのを見ていた

英国では、女王に祝杯を挙げている

君は多くの人たちの考えから遙か遠くにいて

ジェニン市で縮こまっている


Were you thinking of the taunting of the soldiers

Or of the shit they smeared upon the walls

Were you thinking of your cousin after torture

Or Tel Aviv and it's glittering shopping malls

When the fat men in their mansions say that you don't want peace

Did you wonder what they mean

As you sat amidst the stench inside the darkness

In the shattered City of Jenin

君が思っていたのは

兵士の罵りのことだったのだろうか

兵士が壁に塗りつけた糞のことだったのか

君が思っていたのは

拷問を受けた従兄弟のことだったのだろうか

テルアビブときらびやかなショッピングモールのことだったのか

大邸宅に住む太った男が言う

君たちは平和なんて欲しくないんだろ

どういう意味か不思議に思っただろう

悪臭漂う暗がりの中、君は座っている

粉々になったジェニン市で


What went through your mind on that day

At the site of your mother's vacant eyes

As she lay still among the rubble

Beneath the blue Middle Eastern skies

As you stood upon this bulldozed building

Beside the settlements and their hills so green

As your tears gave way to grim determination

Among the ruins of the City of Jenin

その日、君の心には何が浮かんだだろう

中東の青空の下

瓦礫の中に横たわっている

母のうつろな目を前にして

ブルドーザーで地均しされたビルに立ち

眼下には入植地と緑の丘

涙が断固たる決意に変わる

ジェニン市の崩壊の中で


And why should anybody wonder

As you stepped on board

The crowded bus across the Green Line

And you reached inside your jacket for the cord

Were you thinking of your neighbors buried bodies

As you made the stage for this scene

As you set off the explosives that were strapped around your waist

Were you thinking of the City of Jenin

君がバスに乗ったとき

誰も不思議に思わなかっただろうか

人が一杯のバスはグリーンラインを横切った

ジャケットの中のコードに手を伸ばす

埋葬された近所の人の死体を思っていたのだろうか

君がこの情景の舞台を作ったとき

君が自分の腰にまいていた火薬を爆発させたとき

君はジェニン市のことを思っていたのだろうか

デヴィッド ロヴィックス曲の日本語訳

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